無限∞脳トレ

脳をどこまで鍛えられるか、実験中

ストーカー体験談 改

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以前に公開した、ストーカー体験談👇

ストーカー体験談 - 無限∞脳トレ

 

改めて、書き直してみた。

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俺がまだ、彼女いない歴

20年超だった頃(笑)

志望大学に現役合格して

実家から通学していたけど

勉強についていけず

2度も留年(涙)

そんなどん底の時代に

家庭教師していた小学生の

お母さん(おばちゃん)に

ストーカーされた。

 

家庭教師の時間が終わった後

「子供のことで相談が」と言うので

近くの飲食店で話をした。

その後も何度か

このような相談をもちかけられた。

やがて、自宅に電話がかかるようになり

でも結局は

他愛のない世間話ばかり。

 

何か変だなと思い始めた頃

別れ際に、車中で突然

抱きつかれた。

その上、あろうことか

キスされそうになった。

これにはさすがに切れて

「何するんだ!」と怒鳴った。

 

 

 

これでおばちゃんが

あきらめてくれれば、

「まあ誰でも、恋をすることはあるか。」

と、許せたかもしれない。

 

ところが、あいかわらず

電話はかかってくるわ

(当時は携帯ないので固定電話に)

自宅の前で待ち伏せされるわ

しつこくつきまとわれた。

 

とにかく思い込みが激しくて、

俺がいくら

「恋愛対象として見れない」と

はっきり言っても

「愛されてる」と信じこんでいる。

未亡人なので

不倫というわけではないけど

見た目は50代くらいに老けて見えた。

(当時の俺の主観)

 

家庭教師をやめようとも考えたけど

子供は受験間近で

そういうわけにもいかない。

(ちなみに子供の方は、

わんぱく坊主で好きだった。)

とりあえず受験がおわるまでと我慢した。

 

その間、学園祭に来たり、

プレゼントを届けにきたりして

親にも事情が知れてしまったけど

とにかく我慢した。

 

そして家庭教師もやめ

大学も卒業して埼玉で就職し

この出来事も忘れようとしていた。

 

 


ところが

俺が連休に北九州の実家に

帰省していた時

見知らぬ別のおばちゃんから

実家に電話がかかってきた。

「あるものを預かったので

受け取ってほしい」と。

 

わけがわからず

「シンおばちゃん」(笑)に

呼び出された場所に、行ってみた。


シンおば(略した)は

元祖おばちゃんの友人で

プレゼントをわたしてほしいと

頼まれたらしい。

 

俺は、関係ない人まで使って

つきまとってくるおばちゃんに切れて

同時にまきこまれたシン(さらに略)が

かわいそうに思った。

 

シンは、事情を何も知らない立場なので

ここは丁寧に断って

プレゼントは受け取らなかった。

その時はそれでおさまった。

 

しかし、次の連休中にシンは

またも同じことをやってきた。

これは、シンにも

事情をわかってもらわないと

収まらないと思い

シンに会って

今までのことを話した。


このとき、シンが泊まっている

ホテルの部屋に行った。

…今考えると

このシチュエーションも

よくなかったと反省。

 

シンは、気が弱い人で

どうやらおばちゃんにむりやり頼まれて

やったことのようだった。

 

そうだとしても

俺もプレゼントを受け取って

また変な勘違いをされても困るので

断って返した。

 

するとおばちゃんが

「どうして私は会えないのに

シンにはそんなに話をするの?」と

激怒しているというのだ。

 

俺は、元祖おばちゃんはもちろん

シンも、どう見てもおばちゃん。

恋愛対象として見るには、

かなり苦しかった。

それなのにこの嫉妬。

 

しょうがない

これ以上シンに

迷惑はかけられないと思い

直接おばちゃんに会って

「これっきりにしてください」と

説得を試みた。

 

しかしこれが見事に裏目にでて

おばちゃんはまた、

あらぬ勘違いをしはじめた。

 

 


カオス状態のまま

連休は終わり、埼玉の自宅に帰った。

そしてついに

自宅に電話がかかるようになった。

当時の自宅は

会社の寮で、一人暮らし。

おばちゃんが、俺の電話番号を調べて

シンに、かけさせていたのだ。

 

シンのほうも

おばちゃんにしつこく頼まれて

困っていると、俺に訴えた。

俺のことで困っているのは悪いと思い

何度か電話で事情を話して、

「おばちゃんは話をしてもわからないので

とにかく無視するように」と

再三注意していた。

すると今度は

シンが、おかしくなってきた。

 

俺がいくら事情を話しても

信用してくれない。

「本当は、彼女を愛しているんじゃないの?」

「彼女の気持ちを受け入れてあげて」

と言う始末。

おまけに「おばちゃんがうらやましい」

と嫉妬する始末。

 

これは、シンもだめだと思い

これ以上話しても

シンは理解してくれないし

おばちゃんは更に嫉妬して

シンにつきまとうので

シンとも話さないようにした。

 

するとシンからは

しつこく電話がくるわ

おばちゃんからは

わけわからんハガキが来るわ

(住所も調べられてしまった)

埼玉まで来ると言って本当にくるわ

俺の生活はボロボロ。


シンから電話がかかってきたとき

頭にきて電話線を抜いて寝た。

朝に目覚めて、電話線を繋いだ途端に

ベルが鳴った。

シンが何時間も

電話をかけ続けてたらしい。

これにはビビった。

 

もう一回ちゃんと話し合いを

しないとダメだと思った。

しかし当事者だけでは、

また誤解の種になりかねない。

さてどうする?

 

 


話し合いには、俺とおばちゃん

シンのほかに、口が達者な友人

アキラ(仮名)にも入ってもらい

4人で飲食店で会うことになった。

 

最初、おばちゃんと俺が熱くなって

口論してしまった。

おばちゃんは

「なんて酷い人なの?」と

俺を責めてくる。

シンはただ黙って、様子を見ていた。

でも最後には

アキラがうまくまとめてくれて

話し合いは無事終わった。

 

その後何度か電話が

かかってきたりもしたけど

なんとか乗り切って

ようやく嵐はおさまった。

嵐は、3年くらい続いたのかな?

 

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この話は、26歳の頃に一度書いたけど

あまりにも文章が拙かったので(汗)

大幅に修正して

さらに覚えていた記憶を追加しました。

創作、誇張は一切なし!

すべて実話です。

 

この頃はまだ「ストーカー」

という言葉もなく

ニュースで報道されているような

ストーカーに比べれば

たいしたことはない。

 

それでも、精神的ダメージは

大きかった。

実際長いこと「おばちゃん恐怖症」に

なっていた。

もともと女子は苦手なほうなので

さらにいろいろと考えるように

なってしまった。


でも、いい経験になったとも言える。

恋愛対象として見れない女子には

誤解されないように

最初から距離を取ったりとかも

できるようになった。

相変わらず、好きな子には

フラれまくったけど(涙)