宇都宮出張の帰りの本屋で
たまたま見かけた本↓
「スマホ脳」は読んでいたので
内容をあまり見ないで
衝動買いしてしまった。
どうも「一流の頭脳」のジュニア版らしい。
「一流の頭脳」は、スウェーデンで
ベストセラーになった本で
それがきっかけで「最強脳」が
スウェーデンの学校で
無料で配布されたそう。
このブログ『無限∞脳トレ』は
「脳を鍛えるには運動しかない」
という本を、ベースに考えてきた。
でもこの本は、科学的な説明が難し過ぎて
わかりにくい。
一方で「最強脳」は、ジュニア版なので
内容は薄いけど、とてもわかりやすい。
俺はどちらの本も、だいたい
同じようなことを言っているという
印象を受けた。
「最強脳」結論は
4ページ目に、早くも書かれている。
運動をしよう
ーーそうすれば脳は確実に強くなる。
そして最終章には
3つの大切な点を覚えていてほしいと。
①脳の成長は止まることがない。
脳はいつでも変えられるし
成長させられる。
②脳を助ける1番良い方法は運動。
③脳はどんな運動をしているかは気にしない。
普段からスポーツをしていなくてもいいし
運動が得意でなくてもいい。
①については、別の本でも
脳細胞は、海馬で新たに作られると
読んだ記憶がある。
本書でも、
運動すると海馬で新しい細胞が作られ
海馬は成長します。
と、書いている。
②については、運動は
楽しく続けることが大事だと。
だから、楽しくない運動は
やる必要はないし
人によって、楽しいと思える運動は
違ってくると思う。
③については、鍛えたいジャンルによって
運動の種類が微妙に違うらしい。
■記憶力
・筋トレ
特に関連付けの記憶に効果がある。
■集中力
・4分の運動
・12分のジョギング(視覚的な集中力)
・速歩き
■発想力
・散歩(脳の各部分のつながりをよくする)
発散的思考に効果があるが
逆に、収束的思考には
運動は効果がないらしい。
発散的思考
たくさんのアイデアを思いつくこと。
収束的思考
正しい答を1つだけ見つけること。
また、俺がレベル3に挙げている
「人との交流」についても
興味深い記述があった。
前頭葉は人との交流においても
大切な役割を果たしている。
交流というのは非常に複雑な活動で
長い期間トレーニングを
重ねなければいけない。
だから前頭葉は25歳くらいで
やっと完成する。
やはり人との交流は
脳トレにはかなり有効なようだ。
一方で、一般的な「脳トレ」は
脳のトレーニングにはならないと。
一般的な脳トレとは
「認知トレーニング」と呼ばれる
ゲームやアプリなどのこと。
世界のトップの脳研究者70人が
そのテーマの研究結果を
大量に読み込んで分析した結果
認知トレーニングをしても
そのトレーニングが上手くなるだけ
という結論だった。
『無限∞脳トレ』では
一般的な脳トレも、否定はしないけど
メインは体を動かすことと
人との交流であることを
改めて、明記しておきます。
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