大学生の頃「銀河英雄伝説」というアニメを見た。
弟が見つけてきてくれた、このアニメ。
略して「銀英伝」
それ以来、もう30年以上のファンなのかな?
もとは小説。
本編10巻、外伝6巻からなる長編。
すべて読んだ。(下図左側)
当時発売された漫画も。(下図右側)
俺に大きな影響を与えてくれた作品だけど
最近また、気になっていた名言を、思い出した。
外伝5巻「白銀の谷」より
社会や組織が下から腐食することはない。
かならず上から腐りはじめる。
歴史上ひとつの例外もないことは
人間社会にあってはまれな法則性であった。
これは、作者 田中芳樹さんの意見なのか?
それとも歴史を学んでいる人の
共通認識なのかは、俺にはわからない。
でも、この言葉は「名言」として
俺の心の中に深く残っている。
なぜこの言葉を思い出したのか?
ロシア軍に関する新聞記事を読んだから。
太平洋戦争の時代から、
ロシア軍の悪い噂は聞いていた。
その全てを信じているわけではないけど
全く嘘でもないと思う。
民間人に対する暴行。
これが事実だとすると、
ロシアの上層部が黙認しているのは明らか。
そんな国はいずれ、滅びるだろう。
classic.business-relations.co.jp
ロシアがこの侵略戦争を正当化している限りは
その流れは止まらない。
戦争ではなく、自らの腐敗によって滅びる。
でも、これは他人事ではない。
民主国家のアメリカや、日本でも
腐敗は必ず進む。
銀英伝は、そんな未来の物語だ。
「平和ボケ」という病も恐ろしい。
でも逆に考えてみれば
「戦争」という劇薬を使わなくても
人類自ら浄化できるチャンスはあるということ。
これまでの人類にはできなかったこと。
でもこれからなら出来るかもしれない。
そのために、少しでも頭を鍛えておこう。
知能はいくら上げても、上げ過ぎることはない。
かならず新たな難問が降りかかってくる。
その難問を少しずつ
クリアしていくチャンスは、あるはずだ。
常に「破滅」ではなく
「進歩」を選ぼう。
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