NHKの「ヒューマニエンス」という
番組を観た。
農業革命は聞いたことあったけど
家畜を発明したことによる革命は
知らなかった。
農作物や家畜の肉によって
安定した食料が得られるように
なったのはもちろんだけど
ヤギなどの家畜のミルクを
飲めるようになるために
ヒトが進化したことで
人口が爆発的に増えていったらしい。
ミルクの成分「乳糖」を
分解できるのは子供だけだったのを
大人も飲めるように
ヒトの遺伝子が突然変異したと。
家畜も進化していた。
野生の牛はすでに全滅している。
豚の祖先はイノシシだけど
豚は野生にはいない。
ヒトが品種改良して作った
新種の動物が、豚だと。
このような家畜は
攻撃性が抑えられ
警戒心が弱くなるように進化した。
これにより、集団生活しても
喧嘩しなくなった。
そしてこれは、家畜だけでなく
ヒトも同じだと。
集団生活して協力し合うために
自己家畜化した。
家畜は、ヒトとの
コミュニケーション能力も
進化させた。
ヒトも同じく、家畜化により
攻撃性の低下
集団生活の実現
コミュニケーション能力の進化を
獲得した。
その証拠なのか
集団生活できない。
絶滅したネアンデルタール人も
家族単位以上の集団生活は
できなかったらしい。
そして、この攻撃性が低下することで
ストレスレベルが減り
これにより神経細胞が増殖しやすくなり
脳の発達を促進したのではないか。
しかし、幸せホルモンの一つ
身内には優しいけど
身内ではない生物には
逆に攻撃的になってしまう。
これが戦争に繋がっている。
今の俺達が進化しないといけないのは
ここではないか?
仲間意識を高めるには
「均一化」が有効だけど
その逆に「多様化」することで
オキシトシンによる攻撃性を
克服しないといけないのかな?
『無限∞脳トレ』によって
脳を鍛えてどうするのか?
俺は、今も続いている戦争を根絶して
平和な世界を実現させたい。
でも、どうしたらいいのか?
その答えを出すために
まず自分を極限まで
進化させたいと思う。
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