紹介されていた本。
やっと読み終わった。
長かった(汗)
恋愛には4種類あると
・情熱恋愛
あらゆる利害を無視させる
・趣味恋愛
冷やかで綺麗な細密画
・肉体的恋愛
単なる性欲
・虚栄恋愛
スタンダールは、もちろん
情熱恋愛を崇拝してる。
恋の7つの時期を要約すると
一 感嘆。
二 どんなにたのしいだろう云々。
三 希望。
四 恋が生まれる。
五 第一の結晶作用。
六 疑惑が生じる。
七 第二の結晶作用。
だそうだ。
この「結晶作用」という言葉が
この本のキーワードなのかな?
ウェルテル型
サン・プルー型
この3タイプの恋愛については
よくわからなかった(汗)
あとがきで、スタンダールの
生い立ちを書いてる方が
面白かった。
橋本治さんと違って
スタンダールは全然
モテなかったらしい。
なるほど、そう考えると
この価値観もわかる気がする。
橋本さんとはちょっと違う
執着を感じた。
とはいえ、「結晶作用」は
俺にもあるようで
スタンダールの気持ちも
少しわかる気がする。
俺も基本的には
モテないってことか(汗)
でも橋本さんの明るさのほうが
好きだけどね。
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